薬剤治療中の患者様へのアドバイス

グリベック®服用中の患者様へのアドバイスそのほかの疾患など

質問と回答

腎臓透析を受けていますが、グリベック®を服用できますか?

グリベック®を服用できるか否かについては、主治医の先生にご相談ください。透析患者における血中濃度についての十分な検討はありませんが、透析患者にグリベック®を投与した結果、皮疹、肝障害などの副作用が出現した報告があります。

肝機能障害がありますが、グリベック®を服用できますか?

肝機能障害のある患者さんは代謝機能が低下しているため、グリベック®の体内濃度が上昇する可能性があり、また、海外で重篤な肝不全の報告があったことから、肝障害を合併している患者さんへは慎重投与となっています。事前に必ず主治医の先生へご相談ください。現在のところ、肝機能障害のある患者さんに対する臨床試験は行われておらず、用量調節に関するデータはありません。

高齢者がグリベック®服用で気をつけることはありますか?

高齢者では一般的に腎機能・肝機能などが低下しており、海外では浮腫の副作用の発現頻度が高いという報告もあります。少しでもおかしいと思うことがあれば、すぐに主治医の先生へご相談ください。

妊娠中でもグリベック®は服用可能ですか?

動物実験(ラット)において、催奇形性(=胎児に奇形を起こす性質)が認められたこと、海外で流産の報告があったことから、妊婦または妊娠している可能性のある患者さんへの投与は禁忌(投与しないこと)とされています。また、妊娠可能な女性の患者さん、および配偶者の方には避妊をしていただく必要が有ります。詳しくは主治医の先生へご相談ください。

グリベック®を服用しながら授乳はできますか?

乳汁中に高濃度で移行することが動物実験(ラット)により報告されていますので、服用中の授乳は中止してください。

夫がグリベック®を服用していますが、避妊しなければいけませんか?

現時点では、はっきりしたデータはありませんが、避妊が望ましいと考えられます。動物実験(ラット)において、遺伝子毒性は認められませんでしたが、精子の運動率の低下などが認められました。詳しくは主治医の先生へご相談ください。

糖尿病患者です。グリベック®服用で気をつけることはありますか?

現在のところ、糖尿病患者を対象にした臨床試験は行われておらず、詳細なデータがありません。主治医の先生へご相談ください。